米Juniper Networksは8月10日、ストックオプション関連の内部調査の結果、ストックオプション付与日の経理上の記録が、実際と異なっていた可能性があると発表した。調査は継続中だが、過去の財務報告についてもさかのぼって修正が必要と判断した。
過去のストックオプション関連経費が見直されることになるが、具体的な金額や対象期間などについては確定していない。米証券取引委員会(SEC)に対しては、2003年1月以降に出された同社の財務報告やプレスリリースは未確定、とする書類を提出したという。
また、至近の2006年4〜6月期の決算報告について、SEC提出期限を遵守できなかったと報告。この遅延は米NASDAQの基準に反するものであるため、同社はNASDAQから上場廃止通知を受け取ることになるという。
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