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Mac版ParallelsがVistaと3Dに対応表明、サーバ版投入も明らかに

» 2006年08月15日 07時16分 公開
[ITmedia]

 Parallelsは8月14日、Mac用仮想化ソフトParallels DesktopおよびMac関連製品のロードマップを明らかにした。

 同社は8月8日、Appleの開発者会議であるWorldwide Developers Conference(WWDC)の開催に合わせてMac版Parallels Desktopのβアップデートを提供し、USBへの対応強化などを行ったが、同社の公式ブログはVMwareの参入表明、Microsoft Mac BUのVirtual PC「撤退」表明を受けて、Parallels Desktopの次バージョンについて、幾つかの新機能を明らかにした。

 Parallels Desktopの新バージョンは年内に投入される予定で、ユーザーインタフェースの改良、新たなセキュリティ/管理ツールの搭載、仮想マシン内でのCDおよびDVDライティングのサポートが行われる。

 さらに、3D機能が大幅に強化される予定で、OpenGLとDirectXがサポートされることになり、「ゲームをフルスピードで動かすことが可能になる」と説明している。

 これまではACPI BIOSをサポートしていなかったため、対応できなかったWindows Vistaへの対応も可能になるという。Vistaに関しては、ゲストOSとしてだけではなく、Windows版Parallels WorkstationにおけるプライマリOSとしてもサポートすると同ブログでは述べている。

 また、これまでクライアントのみであったParallelsのMac版は、年末から来年頭にかけて、サーバ版が投入されることも、初めて明かされた。

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