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MS、ゲーム周辺機器メーカーRazerとの提携発表

» 2006年08月23日 16時27分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは8月23日、独ライプチヒで開催のGames Conventionで、ゲーム周辺機器メーカー米Razerと協力して次世代ゲーム周辺機器を開発すると発表した。

 両社はこの提携の下、新しいゲーム用マウス「Microsoft Habu」を提供する。このマウスはMicrosoftのエルゴノミックデザインとRazerの先進技術を組み合わせて、右手用の高性能エルゴノミックマウスを求めるゲーマーの声に応えるものだと発表文には記されている。

 Microsoft Habuは高精度の「Razer Precision」技術を採用しており、データパスは16ビット。また2000dpiと高解像度のレーザーセンサーを備える。このためピクセルのスキップやネガティブアクセラレーションはほとんどないという。Razerの「Always-On Mode」によりレイテンシはほとんどなく、またレイテンシを減らすRazerのHyperesponse技術を採用した7個のプログラマブルボタンも備える。

 Microsoft Habuは2006年10月に発売される予定。予想小売価格は69.95ドル。

 先週からネットで話題になっていたティーザーサイト「Not for Noobs」は今回の発表のためのものだったようだ。www.notfornoobs.comにアクセスしてテレビのつまみをクリックすると、このマウスの紹介ページが表示される。

 さらにMicrosoftとRazerは、間もなく共同ブランドの次世代ゲーム製品を発表する計画だとしている。

 またMicrosoftはこの日、「Microsoft IntelliMouse Explorer 3.0」「Xbox 360 Wireless Controller for Windows」も発表した。後者はXbox 360でもWindows XP搭載PCでも使えるゲームコントローラで、最大で30フィート(約9メートル)離れたところから操作できる。

 IntelliMouse Explorer 3.0は10月に39.95ドルで、Xbox 360 Wireless Controller for Windowsは12月に59.95ドルで発売される予定。

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