米Electronic Arts(EA)は8月31日、ビデオゲーム広告の米Massiveとの提携を発表した。リアルタイムでアップデートが可能な動的配信広告を、EAのビデオゲーム内で提供する。Massiveは米Microsoftの完全子会社。
提携の対象となるのは、MicrosoftのXbox 360やWindowsPC向けに開発されるEAのゲーム。Massiveの広告ネットワークを経由して、これらのゲームの画面上に広告を提供する。まずレースゲーム「Need for Speed」シリーズの最新作「Need for Speed Carbon」に採用され、順次ほかのゲームにも採用を拡大する。
この提携で使用する動的配信広告は、従来の、ゲーム製作時点で組み込まれていた広告とは異なり、リアルタイムでアップデートや変更が可能。これにより、広告主はプレイヤーに合わせた新しい広告を提供することができる。広告には、ダウンロード可能なメディア、広告コンテンツであれば何でも使用できるという。
両社では、ゲーム画面上のフットボールスタジアムやレースコース脇など場面に応じて、プレイヤーの妨げにならない場所に広告が現れるよう、共同開発を進めていく。
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