Samsung Electronicsは9月6日、日光下での視認性を高めたインテリジェントな携帯機器用ディスプレイドライバIC(DDI)を開発したと発表した。
同社の新しいDDIは自動的に周囲の明るさを測定し、最適な画像の出力を決定する。画面の視認性が高まると同時に、室内環境でのバックライトの明るさを抑えることで、ディスプレイモジュールの消費電力が約30%減少するという。
このDDIは32段階で明るさを検知し、それぞれの段階に最適な画像強化アルゴリズムを選択する。このアルゴリズムは各ピクセルの色データを分析し、輝度や飽和率を調整する。原色が強調され、直射日光の下でも液晶ディスプレイ上の画像は明るいままになるとSamsungは説明している。
SamsungはこのDDIを年内に量産開始する計画だ。
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