マイクロソフトは9月14日、8月に公開した月例パッチの1つ「MS06-049」に、適用すると一部のファイルが壊れる可能性がある不具合があることを明らかにした。
MS06-049(Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される)は、8月9日に公開されたWindows 2000向けのパッチだ。このパッチを適用し、かつNTFS圧縮を有効にしているときにファイルが壊れる可能性がある。破損の恐れがあるのは、4KB以上の圧縮ファイルを作成、更新した場合だ。NTFSファイル圧縮を用いてバックアップファイルを取っている場合などに注意が必要だ。
回避策は、設定を変更してNTFS圧縮を無効にすること。マイクロソフトはサポート情報のページでその手順を紹介している。
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