米Time Warner傘下のTime Warner Cableは9月28日、新たなデジタルケーブル機能として、テレビを視聴しながらほかの短いビデオコンテンツを画面上に呼び出せるサービス「Quick Clips」を発表した。まずサウスカロライナ地区でサービスを導入する。対応チャネルはCNBC、CNN、Weather Channel。
Quick ClipsはIP技術と新しいソフトを使って短いビデオコンテンツをテレビにプッシュする。例えばWeather Channelの「Storm Stories」を視聴しながら、同チャネルが提供するほかのコンテンツ、地元の天気予報などのクリップを表示できる。天気予報を見終わると、画面はまたもとのStorm Storiesに戻る。
CNNはQuick Clips向けに、CNN.comから最新コンテンツを提供。CNBCはCEOインタビュー、アナリスト報告書、市場業界ニュースなど、2分から7分程度の新しいクリップを毎日5本提供する。Weather Channelは天気予報、Storm Storiesのコンテンツなどを提供する。
Time Warner Cableは今後さらに対応チャネル数を増やし、今年末までにはほかの地域でもサービスを導入する予定。
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