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MS、サーバ製品とXboxが好調で増収増益

» 2006年10月27日 08時04分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftが10月26日発表した第1四半期(7〜9月期)決算は、売上高は前年同期比11%増の108億1000万ドル、純利益は34億8000万ドル(1株当たり35セント)で、前年同期の31億4000万ドルを11%上回った。前年同期の純利益には、米RealNetworksへの訴訟和解金3億6100万ドルが反映されていた。

 部門別では、SQL Serverが30%増収と好調で、サーバ&ツール部門の売り上げが前年同期比17%増の24億9900万ドルとなった。また、エンターテインメント&デバイス部門はXbox 360と関連製品の売り上げ増の影響で、前年同期比70%増の10億3000万ドル。売上高が最も多いクライアント部門も増収で、同4%増の33億300万ドルとなっている。

 第2四半期(10〜12月期)の業績については、売上高を118億〜124億ドル、1株当たり純利益を22〜24セントと予想。10月24日に発表されたVistaおよびOffice 2007へのアップデートプログラムにより、収益の一部が翌期へ繰り延べとなる影響(15億ドル、1株当たり利益で11セント相当)を見込んでいる。2007年6月までの年度合計では、売上高を500億〜509億ドル、1株当たり利益を1ドル43セント〜1ドル46セントと予想している。

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