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宇宙へ旅立つ「世界初」「世界最高」ワープロ開発者

» 2006年10月27日 15時40分 公開
[ITmedia]

 宇宙旅行を提供する米Space Adventuresは10月26日、2007年3月9日にロシアで打ち上げられるソユーズTMA-10で国際宇宙ステーション(ISS)に送りだす乗員として、元Microsoftの著名エンジニアであるチャールズ・シモニー氏を搭乗させると発表した。

 シモニー氏はXerox PARCに在籍していた1970年代には世界初のWYSIWYGのワードプロセッサ「Bravo」を開発している。1981年にMicrosoftに入社した後には、Microsoft WordおよびExcelの開発を率いた。Microsoftにはその後21年間在籍し、アプリケーション開発担当ディレクター、チーフアーキテクトを歴任し、ディスティンギッシュトエンジニアの称号も得ている。

 同氏が2002年に創業し、社長兼CEOを務めるIntentional Softwareは、同氏がMicrosoft Research在籍中に主導したプロジェクトであるIntentional Programmingを元にした技術をMicrosoftとクロスライセンスしており、今でもその関係は続いている。

 同氏のサイト「Charles In Space」では、宇宙旅行に関する体験をブログに載せていく。「ロシアのスターシティーにおける訓練はどういうものか? 2006年版宇宙服の着心地は? といった話題を書いていくつもりだ」と同氏はブログに書いている。

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