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自作ビデオでインターンのチャンス――映画プロモーション

» 2006年10月28日 07時01分 公開
[ITmedia]

 自作ビデオで自分を売り込み、Gap、NFL、Yahoo!などの米国有名企業でインターンを――米Sony Pictures Entertainment(SPE)傘下のColumbia Picturesが、近日公開の映画「Pursuit of Happyness(邦題「幸せのちから」)」のプロモーションでこんな企画を主催。ユーザー投稿型ビデオ共有サイトGrouper.comがプラットフォームとして使用されることになった。Grouper.comを運営するGrouper Networksが10月26日に発表した。Grouper NetworksはSPEが8月に買収している。

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 実話に基づいた映画「Pursuit of Happyness」では、職も財産もない主人公が、ある有名企業でのインターンシップのポジションを得たのを機に、幼い息子との生活をかけて人生の難関に挑戦していく姿を描く。企画では、Gap、Hollywood Reporter、Morgan Stanley、NBC、NFL、PEOPLE Magazine、Sony Computer Entertainment America、Yahoo!といった人気企業8社でインターンできるチャンスを、応募者に提供する。

 インターンへの応募受け付けは11月5日まで。応募者は、希望企業を1社選んだうえで、「自分のモットー」と、なぜ自分がその企業にふさわしいのかをアピールするビデオを制作し、Webサイトに投稿する。各社4人までに絞られた応募ビデオはWebサイトで公開され、一般投票で選ばれた上位2人ずつが実際の面接に進み、最終的に各社1人がインターンの権利を得る仕組み。また、インターンの権利を得た8人にはハリウッドへの旅費が贈られ、「Pursuit of Happyness」初演を鑑賞、式典で主演のウィル・スミスほかに会う機会も得るという。

 コンテストの応募ルールのほか、各社提示の募集要項などはWebサイトに掲載されている。

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