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Vistaのライセンス規約変更で移行回数無制限

» 2006年11月07日 07時14分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftの次世代OS「Windows Vista」のライセンス規約に、一部変更が加わった。店頭で販売されるVistaに関して、既に発表されていた規約では、最初にインストールしたマシン以外へのVistaの移行回数は1回限りとしていたが、変更後の規約では、移行回数に制限を加えていない。11月2日、Windows Vistaの公式ブログで発表している。

 この発表によると、従来の「移行は1回限り」との規約は海賊版対策のためだったが、ユーザーからのフィードバックなどを検討した結果、規約の変更を決定したという。

 変更により、店頭販売版のVista使用者(ライセンス保有者)は、まずVistaを使用していたマシンから「Vistaをアンインストールした後」であれば何回でも、ほかのマシンにVistaをインストールして使用することができる。この移行は、ライセンス保有者による使用が対象で、ほかのユーザーとのライセンス共有を認めるものではない、としている。

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