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コンパクト向け1200万画素CCD、シャープが開発

» 2006年11月08日 20時05分 公開
[ITmedia]

 シャープは11月8日、コンパクトデジタルカメラ向けに1/1.7インチで1200万画素のCCDを開発し、来年1月から量産出荷すると発表した。

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 画素セルサイズを業界最小クラスの1.88μメートル角に微細化し、1/1.7インチCCDで一眼レフ並みの高画素化を実現した。総画素数は1252万画素、有効画素数は1219万画素(4032×3024ピクセル)。

 独自の「4画素加算技術」を採用した製品も販売する。通常の4倍の感度で300万画素画像を撮影できるという。

 11月30日からサンプル出荷する。サンプル価格は、4画素加算技術を搭載した「RJ21Y3DA0ET」が7500円(税込み)、通常版の「RJ21Y3BA0ET」が7000円。量産時の月産は10万個を計画している。

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