ネットレイティングスが11月20日に発表した10月のインターネット利用動向(家庭からのアクセス)で、急成長を続けてきた国内最大のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「mixi」が伸び悩んでいることが分かった。ページビュー(PV)は前月比でわずかに減っており、ユニークユーザー(UU)数は微増にとどまっている。
PVは前月比約3%減の27億6631万、UUは同8万人増の520万3000人、1人1カ月あたりの利用時間は同7分減って3時間29分4秒となっている。
ただ1人あたりの利用時間はヤフー(yahoo.co.jp、3時間32分22秒)に次ぐ2位で、3位のYouTube(youtube.com、1時間11分56秒)を大きく引き離している。PVもヤフー(229億3209万PV)に次ぐ2位を維持。PC向けSNSで一人勝ちの状況は揺るがない。
同社の萩原雅之社長は「mixiが踊り場に差し掛かった訳ではないと考えている。SNSという仕組みがまだネットユーザーに浸透し切っておらず、ユーザーもネットユーザー全体の12%弱に過ぎず、成長の余地は大きい。世界最大のSNS『MySpace』というライバルも得て、利用がさらに活性化することも考えられる」とコメントしている。
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