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近未来通信の破産が決定

» 2006年12月20日 19時25分 公開
[ITmedia]

 IP電話事業をめぐり詐欺の疑いがもたれている「近未来通信」について、東京地裁は12月20日、同社と石井優社長の破産手続き開始を決定した。債権者が申し立てていた。帝国データバンクによると、負債総額は200億円を超える見通し。

 同社はIP電話の中継局の「オーナー」を募る形で投資家を募集。中継局の費用を負担すれば、IP電話ユーザーの通話料から配当が支払われると説明していたが、ほとんど実態がない詐欺の疑いがもたれており、4日には警視庁が家宅捜索した。

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