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Opera、Wii用ブラウザを提供開始

» 2006年12月22日 17時51分 公開
[ITmedia]

 Opera Softwareは12月22日、任天堂のゲーム機「Wii」向けのブラウザをリリースした。

 Wii用Operaではインターネットにフルにアクセスでき、WiiリモコンでWebページをクリックしたり、画面上の矢印ボタンをクリックしてページを移動することができる。画面上に表示されたキーボードをリモコンでクリックして文字を入力することもできる。

 同ブラウザは「Intelligent Zoom」技術を採用しており、Wiiリモコンの「+」ボタンでページをズームできる。またリモコンをテレビ画面に向けてBボタンを押すと、リモコンを上下に動かすだけでページをスクロールできる。

 このほか、遠くからコンテンツを見るときのためのシングルコラムモードがある。これは、モバイル機器の小さな画面に合わせてWebページをレンダリングするモバイル向けOperaの「Small Screen Rendering」技術に似ており、コンテンツを積み重ねて表示する。

 Google MapsのようなAjaxベースのアプリケーションやFlashコンテンツも閲覧可能だ。

 Wii用Operaは全世界で無償トライアルとしてダウンロード提供されており、正式版のリリースは2007年3月後半に予定されている。2007年6月30日までは無料ダウンロードが可能だが、それ以後はWii Shop Channelで500 Wiiポイントで入手できる。

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