米国のティーンの半数以上はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用しており、そのほとんどは友人と連絡を取り合うことを目的としている――Pew Internet & American Life Projectが1月7日、報告した。
米国の12〜17歳のオンラインユーザーを対象にした同団体の調査によると、これらユーザーのうち、55%がオンラインプロファイルを作成したことがあり、同じく55%がMySpaceなどのSNSを利用したことがある。15〜17歳の女子はこの傾向が高く、SNSを使ったことのあるユーザーの割合が70%に上るという。
性別 | 年齢 | 割合 |
---|---|---|
男子 | 12〜14 | 46% |
15〜17 | 57% | |
女子 | 12〜14 | 44% |
15〜17 | 70% | |
また1日1回以上SNSにアクセスしているユーザーは48%、うち1日1回アクセスしている割合は26%、2回以上は22%に上った。
ティーンがSNSを利用している目的の中で多かったのは、「頻繁に会っている友人と連絡を取り合うため(91%)」「滅多に会わない友人と連絡を取り合うため(82%)」「友人と一緒に計画を立てるため(72%)」「新しい友人を作るため(49%)」だった。ナンパ目的と答えたのは17%だった。
SNSでのコミュニケーション方法のうち、最も多かったのは友人のプロファイルにメッセージを投稿するというものだった(84%が利用)。プライベートメッセージを送る方法も人気が高かった(82%)。友人のブログへのコメント投稿は76%、掲示板やグループメッセージの利用は61%だった。
またオンラインプロファイルを公開しているユーザーは77%で、非公開にしているユーザーは21%。プロファイルを公開しているユーザーのうち、59%は友人にのみアクセスを制限している。
これらユーザーが利用しているSNSは、MySpaceが圧倒的に多く、オンラインプロファイルを作成したことのあるユーザーの85%が最も利用しているサイトに挙げている。Facebook利用者は7%で、1%は主にXangaを利用している。
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