米Microsoftは1月17日、1月30日に発売されるコンシューマー向け「Windows Vista」の新たな購入方法を発表した。
同社が提供するオプションは「Windows Anytime Upgrade」「Windows Vista Family Discount」「Windows Marketplace」の3つ。
Windows Anytime Upgradeは、顧客がオンラインで手持ちのWindows Vistaからより高機能なエディションにアップグレードできるオプション。例えば、Home PremiumやBusinessエディションから、Ultimateエディションにアップグレードすることなどができる。このオプションはVistaのスタートメニューから利用できる。
PCメーカーや小売りパートナーは、Microsoftが開発した電子商取引インフラを使って、オンラインストアとしてWindows Anytime Upgradeを提供できるという。このオプションはVista発売と同じ日に米国、カナダ、欧州、日本で提供開始される。アップグレード価格は以下の通り。
価格 | |
---|---|
Home BasicからHome Premiumへ | 79ドル |
Home BasicからUltimateへ | 199ドル |
Home PremiumからUltimateへ | 159ドル |
BusinessからUltimateへ | 139ドル |
Windows Marketplaceは、Windows対応ソフトや周辺機器を販売しているWebサイト(8月29日の記事参照)。同サイトで1月30日から、Vistaのアップグレード版とOffice 2007のフルバージョンをダウンロード販売する。
このサイトで販売されるのはWindows VistaのBusiness、Home Basic、Home Premium、Ultimateエディションと、Office 2007のHome and Student、Professional、Standardエディション。Vistaは英語版のみの提供となる。
Family Discountは、複数のPCにVistaを導入したい家庭向けのオプション。1月30日から6月30日まで期間限定で提供される。このオプションを利用すると、Ultimateエディション(アップグレード版でもフルバージョンでも可)を1本買うと、家庭内のほかのPC用にHome Premiumエディションを2本まで、1本49.99ドルの割引価格(正規価格はアップグレード版で159ドル)で購入できる。このオプションは米国およびカナダでのみ利用可能。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR