米Microsoftが1月25日発表した第2四半期(10〜12月期)決算は、売上高は前年同期比6%増の125億4000万ドルで、過去最高を記録。純利益は同28%減の26億3000万ドル(1株当たり26セント)と、同社の業績予想22〜24セントを上回った。
Microsoftでは、Windows XPからWindows Vistaへの優待アップグレードプログラムを提供しており、この影響で、売上高16億4000万ドル、純利益11億3000万ドル(1株当たり11セント相当)が、10〜12月期から、実際に製品が提供される翌1〜3月期に繰り延べられている。これも含めた場合、10〜12月期の売上高は前年同期比で20%増になるという。Microsoftでは、この売上高の繰り延べを15億ドル程度とみていた。
事業別では、サーバ&ツール部門の売上高が前年同期比17%増、Xbox 360と関連製品の売り上げが好調だったエンターテインメント&デバイス部門の売上高は、同76%増となった。
第3四半期(1〜3月期)の業績見通しは、10〜12月期および7〜9月期からの収益の繰り延べを反映し、売上高を137億〜140億ドル、1株当たり利益を45〜46セントと見込んでいる。2007年6月までの通年では、売上高を502億〜507億ドル、1株当たり利益を1ドル45セント〜1ドル47セントと予想している。
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