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アドウェイズから個人Webサイト運営者の情報が漏えい

» 2007年03月19日 20時22分 公開
[ITmedia]

 アフィリエイト広告のアドウェイズは3月19日、個人Webサイト運営者の個人情報が同社サイトから漏えいしたと発表した。システム作業上の人的ミスが原因という。

 7日夕方、Webサイト運営者から連絡があり、294人分の個人情報が掲載された専用画面の一部がインターネット上で閲覧可能な状態になっていることが判明。調べたところ、Webサイト運営者の氏名、メールアドレス、サイト名などが閲覧可能になっており、1〜7日までの間に外部から1人がアクセスし、288件の情報が閲覧された可能性があることが分かった。また専用画面のある時点の記録も閲覧可能になっており、72件の個人情報が掲載されていた。

 専用画面は外部からの閲覧を不可能にし、ネット上に残っていた記録も削除した。さらに閲覧可能な画面がないか調べたが、他にはなかったという。情報が漏えいしたWebサイト運営者には個別に連絡し、謝罪した。

 発覚から公表まで10日以上かかったのは、「ネット上に個人情報が公開されていたので、情報を削除する前にに公表すると不測の事態を招く恐れがあると判断したため」としており、情報がネット上に完全に存在しないのを確認できたので公表したとしている。

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