CATV会社の米Comcastと米Insight Communicationsは4月2日、Insight Midwestをめぐる合弁契約を解消すると発表した。Insight Midwestは、両社の折半出資によるCATV会社。ComcastはAT&T Broadbandを買収した際、合弁会社の株式を引き継いだ。
合弁解消により、Comcastはイリノイ州、インディアナ州の顧客約120万世帯(CATVサービス68万4000世帯、デジタルCATVサービス29万6000世帯、高速インターネットサービス30万世帯)に今後独自サービスを提供。一方Insightは、ケンタッキー州、インディアナ州(エバンスビル)、オハイオ州の顧客約130万世帯(CATVサービス63万9000世帯、デジタルCATVサービス32万5000世帯、高速インターネットサービス30万8000世帯)を獲得する。
合弁会社が抱える負債については、Comcastが13億3500万ドル、Insightが12億6000万ドルを負担する。
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