ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

「ホワイトハラスメント」が離職を招く 「仕事途中でも定時に帰って」など過度な配慮に失望

» 2026年04月09日 12時10分 公開
[ITmedia]

 マイナビが4月9日に発表した、中途入社1年以内の正社員を対象にした「ホワイトハラスメント」に関する調査結果で、ホワハラ経験者の71.4%が「今後1年以内に転職したい」と回答した。

 ホワイトハラスメント(ホワハラ)とは、過度な気遣いや配慮が結果的に相手の成長やキャリアの妨げになる行為。職場の「良かれと思った配慮」が、社員の成長機会を奪い、離職意向を高めているとみている。

画像 ホワハラの認知度
画像 ホワハラと感じた具体的な内容
画像 ホワハラ経験の有無
画像

 調査は、2025年に転職した中途入社1年以内の20〜50代の正社員を対象に2025年12月に行い、1446人の有効回答を得た。

 「ホワイトハラスメント」という言葉の認知度は56.9%と半数を超えたが、内容まで理解している人は全体の29.3%にとどまった。

 回答者の13.6%が現在の職場でホワイトハラスメントだと感じた経験があったという。

 具体的な内容を聞くと、「先輩が先回りして仕事を全てやってしまった」「仕事が途中にもかかわらず定時で帰るよう言われた」「責任のある仕事を一切任せてもらえず、残業厳禁だから早く帰って毎日促された」といった内容が挙がった。

 また「昇進すると、出産や健康診断の面で大変だから」と、昇進を見送る通達を受けたという回答もあった。

 ホワハラ経験者の転職意向は71.4%で、未経験者の48.1%より23.3ポイント高かった。

画像 ホワハラ経験者の転職意向

 同社は「どのような配慮や関わり方が本人にとって望ましく、成長や活躍につながるのかについて、日常的な対話や面談などを通じて、双方で意向や期待を丁寧にすり合わせていくことが大事」とコメントしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

あなたにおすすめの記事PR