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Intel、VoIPサービスのJAJAHなど6社に出資

» 2007年05月11日 11時17分 公開
[ITmedia]

 米Intel傘下の投資会社Intel Capitalは5月9日、ベンチャー企業6社への出資を発表した。出資額は合計3100万ドル。出資先は米国、中国、イスラエルの企業で、VoIPサービスの米JAJAHも含まれる。

 Intel Capitalは今回、JAJAHに1500万ドルを出資。JAJAHはこの増資により、同社の次世代コミュニケーションソリューションをグローバルに展開する計画。併せて、IntelとJAJAHは事業面およびマーケティング面で提携する。Intelは、同社の製品ディーラー、OEM企業、開発者などのネットワークへのアクセスをJAJAHに提供、事業のグローバルな展開をサポートする。

 Intel Capitalが今回出資したのは、JAJAH、「中国最大のソーシャルネットワーキングサービス」51.com、イスラエルのアプリケーション管理ソフト企業Aternity、イスラエルCeedo Technologies、中国Phoenix Microelectronics、オンデマンド家庭教師サービスの米Tutor.comの6社。Intel Capitalでは、今年1〜3月期に合計1億5400万ドルの投資を行っており、74%は米国外の企業への出資となっている。

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