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シリアルを店頭で販売 ソフトダウンロード販売に新手法

» 2007年05月14日 20時23分 公開
[ITmedia]

 インターレックスは、店頭でPCソフトを購入する際に、シリアル番号入りのカードを購入し、帰宅後にダウンロードする仕組みを開発した。ユーザーはパッケージを持ち帰らずに済み、販売店は販売スペースを削減できる。

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 第1弾として、インターチャネル・ホロンが販売している17タイトルのソフトについて、上新電機のJ&Pテクノランド(大阪市)で5月18日に運用を始める。

 PCソフト購入時に、シリアル番号が書かれたテレフォンカード大のカード「L.A.C(Licence Agreement Card)」を店頭で購入。帰宅後に専用Webサイト上でシリアルを入力すれば、購入したソフトをダウンロードできる。パッケージで購入するよりも安価で、ユーザーは大きな箱を持ち帰る必要がない。販売店にとっても、販売スペースを削減できるというメリットがある。

 インターレックスが開発したDRM「Buddy」を採用した。ダウンロードには回数制限がなく、ハードの買い替え時やOSの入れ替え時など何度でもソフトをインストールし直せる。CDなどのメディアを保管する必要がないため、紛失や損傷を防ぐこともできる。

 対応ソフトは「能力トレーナー」「iPodでどこでも英会話」「V3 ウイルスブロック インターネットセキュリティ 2007」など。

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