コナミが5月22日に発表した2007年3月期連結決算(米国会計基準)は、営業利益が前期比11.3倍の281億4500万円となった。ゲーム事業が好調だったほか、前期に営業費用に計上した健康サービス事業の固定資産前倒し償却に伴う減損分もなくなったため。
売上高は2802億7900万円(前期比6.9%増)、税引き前利益は275億6700万円(3.6倍)、純利益は162億1100万円(29.5%減)。
家庭用ゲームソフトは「ワールドサッカー ウイニングイレブン」シリーズの販売が過去最高の合計800万本に達したほか、「きらりん☆レボリューション」「DEATH NOTE キラゲーム」シリーズなどアニメと連動したタイトルも人気だった。ニンテンドーDS向け株式売買シミュレーション「株式売買トレーナー カブトレ!」も好調だった。
アミューズメント施設向けゲーム機は、野球選手のカードを使用したビデオゲーム「ベースボールヒーローズ2」や、脳の活性化を促すゲーム「脳開発研究所 クルクルラボ」などが好調。モバイル向けでは「ときめきメモリアル OnlyLove」などが堅調に推移した。
今期の見通しは、売上高が2950億円、営業利益が330億円、税引き前利益が325億円、純利益が183億円。
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