米Yahoo!は5月22日、標準化団体IETF(Internet Engineering Task Force)が、電子署名による送信ドメイン認証技術「DKIM」(DomainKeys Identified Mail)を、標準化提案として承認したことを明らかにした。DKIMは、Yahoo!が提供するDomainKeysと、Ciscoが提案した「Identified Internet Mail」(IIM)という2つの規格を統一したもの。
DKIMは、迷惑メールやフィッシング対策のための規格として有力視されている。メール送信側で電子署名を行い、受信側が署名を照合しドメインを特定することで、正規のメールであることを確認する仕組み。
過去3年間にわたり、規格の共同提案者であるYahoo!、Cisco、PGP、Sendmailのほか、IBM、Earthlink、Microsoft、Google、PayPalなどがDKIM承認を目指し支援してきた。
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