ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

HP、米証券取引委員会と和解

» 2007年05月25日 08時07分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は5月23日、同社のトム・パーキンス元取締役が2006年5月に突如辞任した際、その理由を開示しなかったとして米証券取引委員会(SEC)の調査を受けていた件に関し、SECと合意に至ったことを明らかにした。

 HPはSECの調査結果については否定も肯定もせず、是正措置命令を受け入れた。SECはパーキンス氏辞任の理由を公開すべきだったこと、また同氏がHPの運営や方針などで衝突したために辞任した事実を報告し、その衝突の状況を説明すべきだったと結論づけた。

 SECは制裁金などの罰則は求めていない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.