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» 2007年06月12日 09時28分 公開

よみがえる古代ローマ――バージニア大学が3Dで再現

西暦320年当時のローマが、3D技術で現代によみがえった。

[ITmedia]

 米バージニア大学のバーナード・フリッシャー教授を中心とする、古代ローマ再現プロジェクト「Rome Reborn 1.0」は、西暦320年当時のローマ市ほぼ全体を、3Dモデルとしてデジタルで再現することに成功。6月11日、ローマのカピトリーノ広場にある、長さ13マイルのアウレリアヌス帝市壁に、古代ローマの3D画像が映し出された。

rome

 Rome Rebornプロジェクトは完全な3Dモデルを実現。PC上で、再現されたローマ市の中を上下、左右に自由に移動することができる。またコロッセオ、ビーナスとローマの神殿などの著名な建造物の内部に入ることも可能だ。

 今回公開されたバージョンは320年当時のローマを再現したものだが、今後は紀元前10世紀の青銅器時代から西暦6世紀ごろまで、さまざまな時代のローマを再現していく計画という。

 同プロジェクトは1996年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で、フリッシャー教授とダイアン・ファブロ教授(現在もUCLA教授)がUCLAの学生らの協力を得て立ち上げた。2004年、プロジェクトの中心をUCLAからバージニア大学へと移し、同年ミラノ工科大学とも提携。国際的な協力を得たプログラムへと拡大していった。バージニア大学、UCLA、ミラノ工科大学に加え、多くの大学や機関がプログラム開発に協力している。

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