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編集部もiPhoneに熱狂News Weekly Access Top10(2007年7月1日−7月7日)

» 2007年07月09日 20時25分 公開
[ITmedia]

 先週のアクセストップは、名前を入力すれば「脳内図」を作成してくれるという「脳内メーカー」に関する記事だった。ブログやmixiの“記事ネタ”として便利な材料なのか、掲載から1週間以上経ったいまでも毎日一定のアクセスがあることに驚いている。

 2位以下はiPhone関連の海外記事が5本も入った。iPhoneは発表当初からこぞって報道され、一部では熱狂的に支持されていたが、正直なところ、記者はいまいちそのすごさが分からないでいた。「ネットが快適に使えて音楽再生もできる携帯電話は、日本では当たり前。米国は携帯端末が日本ほど高機能化していないから、iPhoneに熱狂しているのだろうか」――などと考えていたのだ。

 だが編集部に持ち込まれたiPhoneを見て、考えが変わった。iPhoneは、やっぱりすごかった。

 見た目はiPodのブラックモデルに似ており、出っ張りもなくてつやつや美しく、およそ携帯電話には見えない。画面をドラッグすると、指に吸い付くように動くインタフェースが心地いい。Macユーザーによると「普段使っているMac OS Xと同じ感覚で操作できるのがいい」そう。くるりと回転させると、それに追従して画面が回転する様子も楽しい。

 iPhoneが編集部にやってきた瞬間、会社中からたくさんの人が集まり、競うように手に取った。デザインやインタフェースの秀逸さに誰もが驚いていたようで、記者のように「なぜ人気なのか分からない」などと言っていた人も「これは見れば欲しくなる」と話していた。

 iPhoneは、日本だと「ネットワーク機能が使えないiPod付き携帯電話」に過ぎないはずだが、機能を超えた“ガジェットの魅力”を放ち、見る人をとりこにしていた。日本でiPhoneを手に入れたキャリアがMNP勝者になるのではないか――そんなふうにすら思う端末だった。

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