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MS、ロボット開発環境「Robotics Studio」の新版リリース

» 2007年07月10日 16時15分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは7月9日、ロボット開発環境「Microsoft Robotics Studio」の新版を発表した。

 最新のバージョン1.5は、Windows Embedded CE 6.0とWindows Mobile 6.0をサポート。AGEIA TechnologiesのPhysXエンジンをベースに、ビジュアルプログラミング言語や3Dビジュアルシミュレーション環境を改善している。視覚認識、音声認識や、ロボットプラットフォームに合わせてソフトウェアサービスを簡単に構成できる新しいエディターなども加わった。

 Microsoftは現在開催中のロボットサッカー競技会Robocupのスポンサーを務め、3Dシミュレーションされたサッカー場、スコアリングサービスなどを提供している。

 Microsoft Robotics Studioは昨年12月にリリースされた。現在はプリンストン大学などの学術機関や30社を超える企業で採用されているという。

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