Windows VistaやWindows XPの更新プログラムがここ数日で数本公開されている。ほとんどはセキュリティ以外のパッチだが、Vistaの署名認証回避問題に対処したとみられるパッチも含まれる。
SANS Internet Storm Centerによると、8月25日から30日にかけて公開されたパッチは5本。うち3本はWindows Vista関連で、Background Intelligent Transfer Service(BITS)のクラッシュ問題に対処するアップデート、Windows Vistaの互換性・信頼性向上のアップデート、Windows Vista のパフォーマンスと信頼性向上のアップデートとなっている。
また、夏時間(Daylight Saving Time)の変更に伴うアップデートはVista、Windows Server 2003、Windows XPを対象に配信された。
残る1本は、ATI Radeon向けドライバであるCatalystの潜在的脆弱性に対処して、AMDがリリースしたパッチ。AMDサイトの情報によれば、Catalystのインストールパッケージのファイルに含まれるコードに潜在的な脆弱性が存在する。
AMDはATI Radeonのユーザーに対し、Catalyst 7.8へのアップデートを呼びかけており、Microsoftと協力してパッチを配布すると表明していた。
ATIのドライバは、Windows Vistaの署名認証をかわすツールに利用されているとSymantecが指摘していた。
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