ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

ソニー、携帯向け液晶合弁を完全子会社に

» 2007年09月26日 18時58分 公開
[ITmedia]

 ソニーと豊田自動織機は9月26日、モバイル機器向け低温ポリシリコンTFTを生産する合弁会社2社を12月1日に経営統合すると発表した。統合後、2009年3月末までにソニーが完全子会社化する。

ソニーの株価チャートソニーの株価チャート(1年:縦軸の単位は円)豊田自動織機の株価チャート豊田自動織機の株価チャート(1年:縦軸の単位は円)

 統合するのはエスティ・エルシーディ(STLCD)とエスティ・モバイルディスプレイ(STMD)。

 ソニーと豊田自動織機は1997年10月に合弁でSTLCDを設立。携帯向け液晶の需要拡大に応じ、05年3月にはSTMDを設立して製造能力を強化した。

 STLCDは折半出資、STMDはソニーが80%、豊田自動織機が20%を出資していた。統合後新会社の出資比率はソニー86%、豊田自動織機が14%だが、ソニーが完全子会社化し、経営を迅速化する。

関連キーワード

ソニー


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.