Mozilla Corporationでオープンソースメールソフト「Thunderbird」に携わっていた中核開発者が、同社を離れることを明らかにした。
同社は先月、Thunderbirdを子会社としてスピンオフすると発表したばかり。子会社化に向けた重要な時期に、中核開発者を失うことになる。
Thunderbird開発者のスコット・マグレガー氏とデビッド・ビアンブニュ氏はそれぞれ自身のブログで、10月12日付でMozilla Corporationの社員を辞めると伝えた。今後は、ボランティアとしてThunderbirdに参加するつもりという。両氏はMozillaおよびNetscapeで長年Thunderbirdおよびその前身に携わってきた。
スピンオフ後のThunderbirdの代表者になるデビッド・アスカー氏は、マグレガー氏とビアンブニュ氏の退職について、「新事業を始めることに決めた」ためと理解しているとThunderbirdコミュニティーへの公開書簡で述べている。
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