バンダイは人気の携帯ゲーム機「たまごっちプラス」シリーズの最新作として「いぇー!ふぁみりーイロイロ!たまごっちプラス」(ふぁみたま)を11月23日に発売する。従来のように1匹のたまごっちを育てるのではなく、3〜5人のたまごっちを「家族」として育てる設定。たまごっちとして初めて、海外版のたまごっちとの「国際結婚」も可能にした。2940円。
「家族のきずな」がテーマで、3人のたまごっちの子どもが生まれるところからゲームが始まる。子どもたちのいつも一緒に行動し、みんなで喜んだりけんかを始めたりなど、家族ならではのコミュニケーションが楽しめるとしている。
異性の「ふぁみたま」と赤外線通信遊びを繰り返して「なかよし度」を上げると、恋愛結婚して子どもが生まれ、最大5人の家族を育てていくことになる。
たまごっちとして初めて、遊びの仕様を世界共通にし、国内版と海外版(来年1月から順次発売予定)同士で「国際結婚」が可能になった。本体と連動して遊べるPCサイト「たまごっちEXPO」も世界共通。日本語のほか6カ国語に対応した。
DVDゲームを同梱した「いぇー!ふぁみりーイロイロ!たまごっちプラス&たまDVD」(3990円)も国内限定で発売。DVDプレーヤーのリモコンでサッカーのPK合戦ゲームをしたり、ショッピングゲームでアイテムを購入し、テレビに表示されるパスワードをふぁみたまに入力してアイテムを受け取ることができる。
本体サイズは54(幅)×58(高さ)×17(奥行き)、重さは39グラム(電池含む)。複数のたまごっちを同時に育てるため、液晶サイズは従来の1.5倍にした。主なターゲットは小学生女子。
国内では12月15日から、たまごっち初の長編映画「えいがでとーじょー!たまごっち ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?」を公開するなどプロモーションに力を入れ、年末・年始の商戦期に向けて話題性を高めていく。来年3月末までに世界で100万個販売を目指す。
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