欧州連合(EU)の欧州委員会は11月13日、市場の競争を促進し、より安価で良質な通信サービスを提供するための欧州の通信市場改革案を提起した。改革の対象には携帯電話、ブロードバンドインターネット接続、CATVなど、すべての通信サービスが含まれる。
委員会は改革の柱として、以下の6つを掲げている。
また欧州委員会と各国の通信監督機関をサポートする、新たな欧州通信市場監督機関の設立も検討しているという。EU加盟27カ国において、事業者の公平な競争を確保し、消費者を守るのが同機関の役割となる。無線周波数管理も同機関に委託する。
ECによる通信改革案が順調に認可プロセスを進めば、2010年には法制化の見通しという。
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