ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の米Beboは11月13日、複数の大手メディアとの提携を発表した。「Open Media」と呼ばれる戦略の下、自社のプラットフォームを提携先に開放し、これらメディアが提供するコンテンツをBeboユーザーが無料で視聴できるようにする。提携先として発表されたのは、CBS、MTV Networks、ESPN、BBC、Channel Four、ITN、Yahoo!、BSkyBなど20社以上。
Beboユーザーは、これら提携先が提供する音楽やビデオなどのコンテンツを、自分のプロフィールページに保存することができ、Beboのほかのメンバーと共有することもできる。
同社によれば、メディア企業側には、13〜24歳を中核とするBeboユーザー4000万人にリーチできるというメリットがある。提携メディアはBeboのプラットフォームの利用に対して金銭を支払う必要はない。また自社のビデオプレーヤーを使ったコンテンツ配信が可能なため、配信されるコンテンツへの広告掲載もメディア各社が自由に行うことができ、その広告収入は、Beboと共有することなく100%自社で確保できる。
またBeboはメディア向けに、各社のプロフィールページ「Channel Profiles」を新設。メディアはコンテンツの配信方法などを管理できるほか、新規作品の宣伝の場として活用したり、ユーザーのコメントや評価を受け付けることができる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR