「ケータイ小説をもっとメジャーに」――オリコンなどが投稿サイト
オリコンとゴマブックス、携帯コンテンツ開発のサクセスネットワークスの3社は、ユーザーがオリジナル小説を投稿したり、人気のケータイ小説作家の作品が読める無料の携帯電話向けサイト「おりおん☆」を12月1日に開設する。23日にプレオープンし、人気作家の作品の公開を始める。
小説コンテストなども行い、作家を発掘・育成していくほか、作品の出版・映像化を検討する。人気のケータイ小説を書籍化しているゴマブックスの嬉野勝美社長は「オリコンらと一緒にやることで、女子高生らに人気のケータイ小説をさらにメジャーなものにしていく」と意気込む。
メッセージや足あと機能も
サイトは無料で利用できる。ユーザー登録するとマイページを開設でき、自分が書いた小説、詩、イラストを投稿できる。自分の作品ページに挿絵を入れたり、背景色や文字色を変えるといったことも可能だ。メッセージ機能や足あと機能も備えた。
ユーザーの作品のアクセスランキングも表示し、上位の作品は出版・映像化を検討する。小説コンテスト「おりおん☆ケータイ小説大賞」も実施する予定で、「賞金総額などで史上最大規模のケータイ小説コンテストになる」(嬉野社長)という。
ケータイ小説で実績があるメイさんや凛さんといった作家の新作、ゴマブックスが過去に書籍化した人気作品などを無料で公開する。グラビアアイドルの小阪由佳さんの初の恋愛小説や、インディーズバンド「HY」のボーカル仲宗根泉さんの詩集などの連載も読める。
大人には理解でいないかもしれないが……
「当社が2005年に初めてケータイ小説を書籍化してから、あれよあれよという間にここまで来た。なぜケータイ小説が人気があるのか大人には理解できないかもしれないが、10代にとってはなくてはならないものになっている。今後は単なる小説にとどまるのではなく、映像や音楽との結びつきが重要になる」と嬉野社長は語る。
オリコンはオーディション雑誌「De-View」を1983年から発行するなど、これまで新人発掘を行っており、「おりおん☆もその延長線上」とオリコンの小池恒社長は話す。
「昨日までは普通の女子高生でもヒット小説家になれる――これがケータイ小説。映画化された『恋空』や、150万部を売り上げたメイさんの『赤い糸』シリーズなど、人気作品が生まれている。おりおん☆は多くのサクセスストーリーを生み出す場所にしたい」(小池社長)
サイト開設に合わせ、プロモーションを積極的に行う。「ORICONSTYLE」「music.jp」などPC・携帯サイトにバナー広告を出したり、テレビCMを放送する予定。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
肖像画をChatGPTに読み込ませて出力→加工して納品 委託先による著作権侵害で、小学館「サライ.jp」が謝罪
-
2
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
3
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
4
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
5
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
6
「POPOPO」サービス終了 開始から約半年
-
7
「iPhone Duo」実機をマニアック目線でチェック かな入力の分割不可、ケース装着時だけの隠し設定など
-
8
「食欲が削られる」――AIで作られた“気色の悪い飲食店メニュー”がXで物議 「実物を見たい」の声も
-
9
「不気味の谷を越えた」? 中国の美男美女型ロボット「U1」話題 286万円から
-
10
東京ゲームショウと生成AI ゲームの祭典で商談見込むベンダーたち
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR