NTTレゾナントとMozilla Japanは12月11日、「緑のgoo」の検索バーを備えたWebブラウザ「緑のgoo版 Mozilla Firefox」を公開した。緑のgooは、広告収益の15%を環境保護団体に寄付する検索サービス。ブラウザと統合利用してもらい、環境保護活動に参加するきっかけにしてほしいという。
緑のgooは今年8月にスタート。これまでに植樹などを行うNPO「FoE JAPAN」に45万円を寄付してきた。
緑のgoo版Firefoxは、緑の葉をあしらったデザインで、ブラウザ上部に緑のgooの検索窓を表示。ユーザーの検索回数に応じて成長する木のアイコン「gooの木」も表示し、検索による環境活動への貢献度合いが目に見えるようにする。
専用サイトからダウンロードできる。すでにFirefoxをインストールしている場合は専用ページで拡張機能をダウンロードして利用可能。英語版も同時に提供する。
gooは、環境問題などについて考える「環境goo」を1999年から運営しているほか、今年11月からは、沖縄の海にサンゴを植える「goo ホーム PROJECT」を展開するなど、環境保護活動に協力してきた。「ユーザーが環境保護活動に取り組むきっかけになるようなサービスを提供していく」と、NTTレゾナントメディア事業部の杉崎正之担当課長は話す。
Mozilla Japanの瀧田佐登子代表理事は「Firefoxは、エンジニアやユーザーがWebの標準を取り戻そうとして作り上げたもの。自然環境を取り戻そうという今回の取り組みには近いものを感じる」と語った。
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