Mozillaは12月19日、電子メールクライアント「Thunderbird」の脆弱性を修正するアップデートを公開した。
Thunderbird 1.5.0.14では、FirefoxとInternet Explorer(IE)の相互作用で発生する深刻な脆弱性に対処した。この問題は、7月に公開されたバージョン1.5.0.13で対処したはずだったが、ユーザーが自動更新を通じて1.5.0.13にアップデートした場合、問題が修正されないことが判明したため、改めて対処した。
このほか、メモリ破損でクラッシュが起きる問題にも対処した。いずれの脆弱性も、Thunderbird 2とFirefox 2では修正済み。
なお、Thunderbird 1.5.0.xのアップデート公開はこれが最後となる。Mozillaは全ユーザーに対し、Thunderbird 2へのアップグレードを強く勧告している。
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