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AMD、液晶テレビ向けに新「Xilleon」シリーズ発表2008 International CES

» 2008年01月08日 08時59分 公開
[ITmedia]
AMD Xilleonパネルプロセッサ

 米AMDは1月7日、液晶テレビ向けに、「Xilleon」パネルプロセッサの新製品「Xilleon 410」「同411」「同420」「同421」を発表した。新プロセッサはデジタル液晶テレビにおける動画再生環境や画質を改善するもの。100Hz/120Hzの液晶テレビからフルHDまでに対応する。

 新プロセッサは、24Hz/60Hzの入力信号を識別し、120Hzへと変換。ピクチャーフレーム間にさらに動きを補完するフレームを挿入することで、滑らかな映像を作り出すという特徴を持つ。

 韓国のSamsungがこのプロセッサを自社の120Hz Motion Compensated Frame Interpolation(McFi)ソリューションと組み合わせ、自社の液晶テレビに採用する。また三菱は、XilleonとMcFiソリューション搭載の「MZW」液晶テレビを日本市場で展開している。そのほかの主要テレビメーカーも今年、同プロセッサ搭載の液晶テレビを発表する見通しという。

 AMDはXilleonブランドで、今回発表したプロセッサのほかに、デジタル/アナログ信号受信、画像処理、ビデオ処理などの機能を1つに統合したシステムオンチップ(SOC)も提供している。

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