米Googleは1月14日、米サンフランシスコで開催中の「Macworld Expo」で、iPhone用のGoogleアプリケーションのバージョンアップを発表した。
今回のバージョンアップでは、タッチスクリーンでのナビゲーションをより簡単にするため、ユーザーインタフェースを改善。また、Googleトップページに表示されるタブのカスタマイズ機能を追加し、メニューバーに表示するアプリケーションをユーザーが選択できるようになった。各アプリケーション間の切り替えも簡単で、別々にサインインする必要はないという。
Gmailでは、送信先入力のオートコンプリート機能がiPhoneからも利用できるようになったほか、新規メールの読み込みが、マニュアルでの再読み込みなしで行われるようになった。また、ユーザーがPC上でカスタマイズした「iGoogle」ガジェットをiPhoneでも使えるようになった。
Googleは、使いやすさやスピード、機能などの面で、iPhoneでもデスクトップと同様にGoogleのWebアプリケーションを体験できるようになったとしている。今後、米国外のiPhoneや「同様のユーザビリティーとブラウザ能力を提供するほかのプラットフォーム」にも、同様の機能を展開していく計画だとしている。
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