バンダイは、かつて大人気になった「キン肉マン」のフィギュア「キンケシ」を復刻し、自販機専用カプセル商品(ガシャポン)として3月上旬から販売する。原作漫画の連載開始から「29周年」を迎えるのを記念した。「にく」だ。
キンケシは1983〜87年にガシャポンで販売。キン肉マンに登場する「超人」をフィギュア化したもので、消しゴムのような材質で作られていたため、「キン肉マン消しゴム」=「キンケシ」と呼ばれた(実際にはあまり字は消えなかった……)。当時の小学生男児がコレクションに夢中になり、商品化されたキャラクター数200種類以上、累計で約1億8000万個を販売した。
復刻するのは「夢の超人タッグ編」。人気キャラクター20種類で、1カプセルに2体がタッグで入っている。組み合わせは「マッスルブラザーズ」(キン肉マン&キン肉マングレート)や「ヘルミッショネルズ」(ネプチューンマン&ビッグ・ザ・武道)、「四次元殺法コンビ」(ペンタゴン&ブラックホール)など10組(カプセル内の組み合わせは固定)。1カプセル100円。
ターゲットは当時の小学生だった30代の男性。第2弾を6月に発売する予定。
日本記念日協会は昨年12月、「29日の金曜日」を「キン肉マンの日」として制定。初のキン肉マンの日になる2月29日(金曜日)、「キン肉マン映画祭」が東京・新宿で開かれる。会場ではキンケシ復刻版の先行販売も予定している。
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