米Googleは2月7日、統合WebアプリケーションGoogle Appsの新エディション「Google Apps Team Edition」を発表した。同じ組織に属するメンバー同士のコラボレーションに利用できる。Google Appsの既存の3エディション(無料のStandard、Education、有料のPremier)との比較で、最も手軽にコラボレーションを体験できる無料のエディションとなっている。Team Editionには、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの作成が可能な「Google Docs」と、オンライン予定表「Google Calendar」、インスタントメッセージング(IM)の「Google Talk」およびスタートページが含まれる。
Team Editionでは、企業や学校など、同じドメインの電子メールアドレスを持つメンバー同士で、IT管理者の手を煩わせずに自由にチームを作成し、安全に文書やスケジュールを共有できるという。組織内でGoogle Appsを使っている人を見つけ出し、自分のチームに招待することもできる。
Team Editionには、共有オプションの設定や使用アプリケーションの決定、アクセス権限の決定といった管理機能はない。こうした機能を利用したい場合は別のエディションを選択する必要があるが、Googleによると、Team EditionのユーザーはStandard、Education、Premierの各エディションへ簡単に移行できるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR