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ビデオチャットで“飲み会”も――Skype×エキサイト「新たな活用事例を提案」

» 2008年02月13日 20時35分 公開
[宮本真希,ITmedia]
画像 岩田真一マネージャー

 「Skypeでミーティング、Skypeで“飲み会”など、Skypeの新たな活用法をユーザーが発明してくれている」――Skype Technologies 日本オフィスの岩田真一マネージャーは話す。

 ITベンチャー・ロケットスタートのように、Skypeのグループチャットで“ミーティング”する企業があるほか、読売テレビ放送はSkypeのビデオチャットで採用試験の面接を実施した。個人レベルでは、飲み会から帰宅後、家でビールを飲みながらSkypeのビデオチャットで“2次会”を開くユーザーもいるという。「使い方はユーザーが見つけてくれる。それをSkype側からも提案できれば」(岩田マネージャー)

 Skypeはエキサイトと昨年11月に業務提携し、専用サイト「Excite&Skype」でエキサイト版Skypeの提供を始めている。今後は、例えば「エキサイト恋愛結婚」でSkypeデートを提案するなど、ユーザー像に合った「Skype○○」提案をしてきたいという。

 「今後も“Skype○○”がどんどん出てくるだろう。Skype側からも、Woman.exciteGame.exciteなど各チャネルのユーザーに、Skypeの利用事例を分かりやすく提案できれば」(岩田マネージャー)

 Excite&Skypeでは、Skypeの利用法をユーザーから募集する企画も実施。近日中に結果を発表する予定だ。

連携強化へ

 両社はこれまでに、ブログパーツ「エキサイトSkypeボタン」を公開するなどSkypeとエキサイトサービスの連携を進めてきた。従来はSkype本社が行っていた日本語サポートもエキサイトで対応し、日本時間に合わせたサポートができるようになった。

 今後は「Skype 3.6 for Windows」以降に搭載した高画質ビデオ通話機能(640×480ピクセル・30fps)のプロモーションにも力を入れて行くという。「お正月やお盆など季節ごとのイベントでの利用を提案していきたい」(岩田マネージャー)。

 加えて、Excite&SkypeでSkypeに関連した製品を販売するほか、エキサイトSkypeボタンに、コンタクトリストにないユーザーとチャットできる「オープンチャット機能」を追加する予定だ。

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