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ニコ動「時報広告」発売 1本50万円から

» 2008年03月06日 16時42分 公開
[ITmedia]

 ニワンゴは3月6日、「ニコニコ動画」上でCMなどを全ユーザーに同時配信する「ニコ割」を使った広告「時報広告」を発売した。広告料金は1本50万円から(制作費含む)。

 ニコニコ動画では、ニコ割を利用した時報を、毎日午後7時、午前0時、午前2時に放送中。再生中の動画を一時停止し、音声で時刻を伝えながら、動画直上のバナー内に関連する動画を再生している。

 広告では時報直前に、クライアントの商品PRを、バナー内の動画と音声で告知。その時刻にニコニコ動画を見ている全ユーザーにアプローチできる。

 これまで「ねんどろいど 初音ミク」「ランティス組曲」「米職人の米」などでテストしてきた。「Webバナー的なものとラジオ放送的なもの、それぞれの広告要素が含まれた新しいアプローチができる」としている。

 広告は、時報の制作などを担当しているCELLが制作。同社がモバイルサイト向け着ムービーなどで培った、最小限のデータ容量で最大限認知を高める演出を盛り込むとしている。

 価格は、午前0時の枠が1回80万円から。午前2時と午後7時の枠が同50万円から。それぞれ1本分の制作費込み。

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