Microsoft、オンラインセキュリティ技術を買収
米Microsoftが、カナダのCredenticaのオンラインセキュリティ技術「U-Prove」および関連特許を買収した。Microsoftが公式ブログで3月6日、明らかにした。買収金額は非公開。
U-Proveは、ユーザーがネット上で取引を行う際、提供する情報を必要最小限にとどめることができる技術で、個人のデジタルID保護や、個人情報盗難などの被害軽減に役立つという。Credenticaのステファン・ブランズ氏が、暗号技術に関する研究を基に20年以上をかけて開発してきたものだ。
Microsoftは、U-Proveを通信基盤技術のWindows Communication Foundation(WCF)とオンラインサービス向けのID管理システムWindows Cardspaceに統合する計画で、「セキュリティやプライバシー強化により、企業や政府、消費者など、すべてのユーザーが利益を得られる」としている。
ブランズ氏は同技術の開発以来、数々の買収提案を受けたが「ユーザー中心のID認証は、まだビジネス上の議題として扱われていなかった」こと、「説得力のあるビジネスモデルに欠けていた」ことなどから提案を断ってきたという。しかし、同技術への需要が伸びてきており、Microsoftがセキュリティへの強い取り組みを示していると確信したことが、今回の買収成立につながったとしている。ブランズ氏など数名は、既にMicrosoftのアイデンティティ&アクセス部門に加わっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
コミックシーモア、不正アクセスの可能性でサービス停止 メンテ終了時期は未定
-
2
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
3
緊急地震速報発表→すぐ取り消し 震度7予測も、実際は震度1 アラートに困惑の声
-
4
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
5
人気Web制作ツール「Studio」全ユーザーの情報漏えいか フォームに送信された内容、外部APIキーなども
-
6
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
7
Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中
-
8
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
9
気象庁、緊急地震速報の取り消しで「サイバー攻撃」を否定 原因は調査中
-
10
Microsoft、社内エンジニア数万人を対象に「Claude Code」「Copilot CLI」導入の影響を分析 生産性どう変わる
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR