Microsoftが3月の月例更新プログラムでリリースしたパッチが原因となり、Excelの計算結果に違いが出る不具合が報告されている。セキュリティ対策センター(MSRC)のブログなどで明らかにした。
問題になっているのは日本時間で12日に公開された「MS08-014」のパッチで、影響を受けるのはExcel 2003 SP2とSP3。ユーザーが定義したVisual Basic for Applications(いわゆるマクロ)でReal Time Data (RTD) Sourceを使っている場合に計算違いが出ることがある。
Microsoftはこの不具合についてMS08-014のセキュリティ情報に追記するとともに、修正のためのフィックスの開発を進めており、テストを完了後に公開する予定。
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