日本SGIは3月31日、独立行政法人・防災科学技術研究所(NIED)から理論性能13.59TFLOPSのスーパーコンピュータを受注したと発表した。現行システムの18倍以上の演算性能となり、7月の本格稼働を目指す。
LinuxベースでItanium合計2048コア(256コア×8式)と合計4Tバイトの共有メモリを搭載した「Altix 4700」サーバが中心。さらにフロントエンド計算機、可視化サーバ、合計1.5Pバイトの磁気ディスクなどで構成し、すべてFibre Channelで接続する。表示装置としてSGIのビジュアルクラスター「Asterism」、ソニーの4Kプロジェクタも導入する。
NIEDは防災に関連して地震などの自然現象を解明する研究に取り組んでいる。新システムは大規模数値シミュレーションによる地震のメカニズム解明などに活用する。
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