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イオン銀行インストア窓口業務、富士ゼロックス複合機を活用

» 2008年04月01日 09時25分 公開
[ITmedia]

 富士ゼロックスは3月31日、イオン銀行のショッピングセンター内窓口(インストアブランチ)業務を支援するシステムを導入したと発表した。

 複合機「ApeosPort-II C3300」を窓口インフラとして活用する。インストアブランチでは、通常の窓口業務でいう「2列目」以降の事務作業がなく、複合機を活用してこなすシステムを導入する。

 複合機の操作パネル上の業務画面を利用して、口座開設の受け付けなど、さまざまなバンキング事務受け付けを行い、集中事務センターへ処理を依頼する仕組みだ。複合機のシンプルな操作性により、受け付け業務を効率良く行えるようになるという。

 本人確認書類はデータセンター内に直接登録し、インストアブランチで管理する必要をなくした。また、インストアブランチには複合機と数台のPCがあれば済むため、低コストによる出店が可能という。

 イオン銀行は2007年12月末時点で19万3000口座・預金残高1254億円。インストアブランチは08年度に70店舗の開設を計画しており、11年度までに130店舗を展開する計画。

 富士ゼロックスは新システムを、営業店の軽量化や事務効率化を図るソリューションとして銀行業界向けに展開していく予定。

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