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NTT西の顧客情報がWinny流出 業務委託先の富士通子会社社員の自宅PCから

» 2008年04月09日 20時35分 公開
[ITmedia]

 NTT西日本和歌山支店はこのほど、業務を委託していた富士通ビジネスシステム社員の自宅PCがWinnyのウイルスに感染し、顧客情報がWinnyネットワークに流出したと発表した。

 流出したのは、法人顧客の情報35件と、その法人に勤める従業員1041人の住所、氏名、電話番号、性別など。2001年から02年にかけて委託していた業務に関する情報で、対象の法人には個別に報告・謝罪しており、従業員にも順次、文書などで謝罪する。

 富士通ビジネスシステムは再発防止策として、全社員の自宅PCの業務情報の削除やファイル交換ソフトの使用禁止の再徹底、ウイルス対策の点検などを行い、今後も定期的に点検するとしている。NTT西日本和歌山支店は、委託先の管理指導を再徹底し、定期的に監査するとしている。

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