米Time Warnerは4月30日、第1四半期決算を発表した。CATV部門は好調だったが、AOL部門は減収減益となった。
同四半期の売上高は前年同期比2%増の114億ドルで、営業利益は23%減の19億ドル。純利益は約35%減の7億7100万ドル(1株当たり21セント)だった。
AOL部門の売上高は前年同期比23%減の11億ドル。広告収入は1%増えたものの、会費収入が38%減少した。営業利益は74%減の1100万ドルだった。3月末の時点で、米国のAOLインターネットサービスの会員は870万人と、前年と比べ64万7000人減少した。
Time Warnerは2008年の業績見通しについて、1株当たり純利益を前回予想と変わらず1.07〜1.11ドルとみている。
また同社はこの日、Time Warner Cable部門の分離を発表した。同部門と分離に向けた合意に取り組んでいるところで、間もなく最終決定するという。
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